自己紹介その3-プログラマーの現状は・・・

私が働いたシステム会社は、大手の会社ではなく、下請けや孫請けになる小さい会社でした。
だからこそのメリットは少人数で、システムを作るので、よくある「この部門だけ」とか「デバックだけ」とかの作業ではなく

システム全体の内容を把握でき、一つの会社に対し、少人数でとりかかるので、その会社全体の売上から仕入れなど全体のことが把握できたのが、今になって役に立っていることだなぁって思っています。

ただ、その反面デメリットは・・・

本当に使いたい人たちの顔や想いが見えないこと

でした。大手企業から仕様書が届き、その仕様書のままにプログラムを作る・・・
どんな活用をされるのかよく分からないままデバックを行う・・・

こんな時に、ある会社のシステムが出き、納品準備から移行する際に在中しているときにおこったこと・・・

仕様書にはすんごーーーく複雑なある法則が書かれていて、すごく苦戦した部分があり、
実際にテストした際もうまくいかないことがあったので、何度も何度もやり直したプログラムが
その在中先の会社に行った際に、事務の方ともう一度話をしてみると

すごく単純な法則だったということがありました。

あんなに何ヶ月もかけて、作って何度もやり直ししてそれでも違ってと苦戦した部分が
使う人に聞いたら、2時間で出来上がったという単純さです・・・
そのときに思いました 直接使う人に聞くのが一番早いって・・・(笑)

システム開発の新しいSI方式

2013年に長女を妊娠中にとある小児科病院と知り合うことになり、院長から

「こんな感じのシステムを作ってほしいんだけど・・・
エクセルでもいいんだけど、みんなが瞬時に確認できて瞬時に登録したことがすぐ分かって、
いちいち電話で確認しなくても離れていてもすぐ内容がわかるようなシステムが必要でいいのがないか?」

と言われ、探しに探して、見つけたツールが サイボウズのkintoneでした。
このサービスを探し当てた時は、「私が探していたのものはこれだ!!!!」と本当に感動したのを今でも覚えています。

kintone

・クラウドサービスだから瞬時に最新情報が見れる
・アプリ対応だからスマホやタブレットでも確認
・エクセルが使える人なら簡単にアプリが作成

そして、臨月でいつ出産するか分からない私にとっては時間も限られていて、先生と打ち合わせしながら内容を詰めてすぐに制作し、看護婦さんや受付の方たちにもすぐに使ってもらえて意見をもらえる

こんな画期的なものはなかったと感動しました。

そして、その後2014年にサイボウズカンファレンスを聞きに行った友人がkintone Caféが全国でやっていることを教えてくれて、これは絶対に鹿児島でもやりたい!!!という想いから、いろんなご縁がつながり、
2015年に kintone Café鹿児島の代表となりました。

kintone Caféについてはこちら

この愛してやまないkintoneを広めるために今後も勉強会やサービスの活動をし、たくさんの人に伝えていきたいと思っています。

また新たなシステム開発の方法として今とても注目されており、いろんな会社がビジネス展開もしております。
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