さてさて久々の自分のことについての記事です(-“-;A …アセアセ 第1回目の記事はこちら
小泉総理のIT強化の年が過ぎるとバブリーだったインストラクター業務も仕事が激減・・・・
「そっか・・・これからは、きっとパソコンが当たり前にできる人たちが増えてこういうインストラクターの仕事はなくなるんだな・・・」
と勝手に解釈した私は、教室が閉鎖すると同時に今度は何の仕事が需要があるんだろう・・と考えました。
それで思いついたのが
プログラマーになろう!!!
単純です(笑)できることが当たり前になるなら、もっとそれより上を目指さないと・・・というのが理由でした(笑)
当時はまだ若く、プログラマーをイチから育ててくれる会社もたくさんあったので、就職。
高校時代に遊び程度でやっていたプログラマーの仕事に就きました。
そこの会社が当時していたのは、「取引先の販売管理ソフトの制作」で、鹿児島の中小企業の販売管理をひたすら作りました。
そこで、企業の売上・仕入れ・売掛・買掛・在庫管理などの一連の流れを作り
「会社の売上ってこうやって成り立っていくんだ」とプログラムを通して学びました(笑)
ただ、プログラマー初心者で入社した私は、いきなり作ることができるわけもないので、入社当時ひたすら社長や先輩に宿題を出されたことは
「生活の一部をフローチャートで書いてくる」
という宿題・・・(-“-;A …アセアセ
例えば「朝起きてから、会社に出社するまでをフローチャートで書いてきなさい」など・・・
みなさん・・・・どうでしょうか?書けますか?
フローチャートというのは私なりに簡単に言うと「Yes NO診断」みたいなもの(笑)←個人的な意見ですw
最初に書いてきた私の提出は
「起きる→朝ごはんを食べる→車に乗る→会社につく」
これだけでした(笑)もちろんやり直し!って再提出させられましたけど(笑)
自分がやっている行動だって、無意識にいろんな景色や条件を見て無意識に判断をしてるわけであって、それを細かく書いていく練習でした。
・朝起きて雨が降ってたら?
・寝坊しちゃったら?
・渋滞してたら?
・コーヒーが切れてたら・・・などなど・・・
どんな状況になったらどういう行動をとるのか?ということを意識して書きなさいという練習でした。
これを鍛えられたことで、そこからプログラミングに相当はまりました。
プログラムは本当にいろんなパターンを考えて作らないといけません。
自分の予想外のことを入力する人がやることだってあるだろうし、取引先によってパターンが違うことだってあります。
それをすべて対応できてこそがソフトが最大限に使われて重宝するものだと
ここの会社で教わりました。
おかげで、どんなシステムを見ても(お店とかで使われている何かのサービスとか動く機械とか)
「( ‥) ン?これはどういうしくみで動いてるの???」と謎になるとそこでずっとしくみを考えてしまうということもしばしばですが・・・(笑)
今子供たちにプログラミングを教えているときに、ここで勉強したことが本当に役に立っています。
使っている側は、ただボタンを押すだけ、入力するだけで、当たり前のように動きますが、
その裏側でプログラマーがいろんなパターンを考えて考えて作っているんだよ・・・ということを常に伝えます。
子供たちが作りたいゲームもその一つですね♪
私は子供たちがプログラミングを学ぶ一番重要なことは、言語をしっかり覚えて、ゲームが作れることではなく
判断や条件に合わせて対応することを考えたり、いろんな対処方法を考えるということを養ってもらいたいなぁと思っています。
それが、子供たちにとっては「ゲームを作る」ことになるけれど、ゲームを作ることでも
・Aボタンでジャンプする
・スペースを押したらビームを出して攻撃する
・敵に当たったら、HPが下がる・・・などなど・・・
今の子供たちは本当にいろんな細かいことができるゲームに囲まれているけど、それを自分たちが作るときはどう考えて作るか??
そこを意識してもらいながらプログラムを組んでもらいます。
たまにいじわるなパターンを私の方で言って「めんどくさい・・・」と言われることもありますが・・・(笑)
「ゲームクリエイターになりたいなら面倒なことをするのも仕事のひとつです」
と喝を入れています(笑)
子供だけでなく、今はいろんなものが便利になりすぎて、自分で判断して条件を考えたりという機会が減っていってるように感じます。
プログラマーに限ることではなく、そういうった条件や判断を考えてみる機会を作り脳に刺激を与えてみませんか?(笑)